妊娠検査薬 生理 赤ちゃん



Q:99%以上の正確さを持つ妊娠検査薬とは?

妊娠検査薬

妊娠検査薬とは何でしょうか?

女性の身体は、妊娠するとおなかの中の赤ちゃんを育てようとする機能が働き出すようになっています。その機能の一つとしてhCGという名前のホルモンが、胎盤で作られ始めます。

通常、このhCGというホルモンは、受精卵が子宮の壁の中に取り込まれ、着床してから初めて体の中で作られ、生理予定日(妊娠4週目)頃から尿の中に出てくるようになります。その後もhCGは妊娠2カ月から3カ月くらいにかけて大量に作られますが、出産するまで出続けることで、妊娠の状態を維持しているのです。

普通は妊娠していなければ、hCGは尿の中には出てきませんので、このhCGが尿の中に含まれているかどうかを調べることによって妊娠しているかどうかを判定することができます。

妊娠検査薬と言っても「薬」ではありません。市販されている妊娠検査薬は通常、棒状の検査器を尿につけ、判定窓に判定結果が現れるというタイプの、いわば妊娠検査キットと言った方が良いでしょう。

妊娠検査薬の検査結果が陽性の場合は、妊娠している可能性があります。しかし正常な妊娠かどうかまでは、妊娠検査薬ではわかりません。妊娠検査薬で陽性と出た場合でも子宮外妊娠や流産など、異常妊娠の可能性はあるので、できるだけ早く産婦人科で確定診断を受けましょう。

例え、妊娠検査薬の判定結果が陰性の場合でも、その後生理が始まらない場合は、3日後に再検査をするか、直接産婦人科で相談すると良いでしょう。人によって妊娠のごく初期では、尿の中にまだ充分にhCGが出てきていなくて、市販の妊娠検査薬では検出されず、検査結果が陰性になることもあるからです。


Q:99%以上の正確さを持つ妊娠検査薬とは?

妊娠検査薬とHCG

発育中の受精卵の一部から生じる胎盤の絨毛組織からヒト絨毛性ゴナドトロピン(human chorionic gonadotropin)が妊娠が成立すると分泌されます。これを略してHCGと呼びます。このホルモンは妊娠後、母体尿中に排泄されるため、尿中のHCGを検出することが妊娠の有力な補助診断法となるのです。

受精卵によって分泌されたHCGは、直ちに母体尿中に排泄されますので、正常妊娠では排卵後10日前後より尿中HCG濃度は急速に上昇します。排卵後12日目頃(着床後約3日)には25IU/L、排卵後14日目頃には50IU/L以上に正常妊娠の場合には達します。その後も妊娠週数に比例して上昇を続け、妊娠9〜12週の頃にピークになり、HCG値は500,000IU/Lにも達します。その後、漸減し、30,000IU/L前後で妊娠末期まで分泌を続けます。

妊娠検査薬による妊娠診断とはまさにこのHCGを検出する検査方法なのです。以前はHCGの検出は困難を極めていましたが、最近では簡便で迅速かつ高感度で特異性を備えた妊娠診断薬が開発されており、一般向けに薬局でも市販されているので、医療機関へいかなくても、誰でも簡単に入手して使うことができます。

だが、必ずしも正常妊娠を意味するわけではなく、妊娠検査薬の結果が陽性であるとはHCGの検出を意味するだけであるのですので、注意が必要です。陽性反応が出ても子宮外妊娠、流産などの異常妊娠の場合もありますし、極めて例外的には妊娠を意味せず、男性でも陽性になることもあるのです。


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